がんばったら自分に「ごほうび」は、行動につながるのか?

ひとり仕事のセルフコントロール

なんらかの「ごほうび」を設定して、
そのインセンティブで、
自分をがんばらせる、という方法があります。

私はその効果に疑問です。

むしろ、行動の初速を上げる工夫として、
「起爆剤」を自分に投入する方が、
効果が出やすいと考えています。

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にんじんをぶら下げても、先食いしてしまう

自分に頑張らせるための古典的な手法として、

「にんじんをぶら下げる」

というのがあります。

課題を達成したら、ごほうびを自分に与える、ということですね。

皆さんは、これでうまく行きますか?

うまくいくのなら全然問題ないのですが、
私の場合、ほぼ確実に失敗します。

・美味しいものを買って食べる
・ずっと欲しかったものを買ってよいことにする
・その日の仕事は終わりにして休む

なんでもいいのですが
たいがい、課題を達成する前に、
「まぁ、いいか」と、
そのごほうびを先食いしてしまいます。

で、結局、課題は達成できずに、
そのあと自己嫌悪に陥るのがオチです。

たいがい、ごほうびを設定する以上、
それなりの対価が無ければ釣り合わないので、
課題も大きなものに設定しがちです。

すると、およそ達成が困難なものになってしまいます。

さらに、監視する第三者がいないので、
ごほうびをほしい気持ちが先行して、
獲得のハードルがいつの間にか下がってしまいます。

そうすると、破綻してしまうのは、
ある種仕方ないよなぁ、と思ったりします、
(半分、自己正当化ですが)。

というわけで、
私は「ごほうび」は行動につながらないので、
否定派です。

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ごほうびよりも、初速を上げる起爆剤を

それよりも意識すべきは、
初速を上げる工夫だと思っています。

仕事をはじめるのに、
もっとも苦労するのは、最初です。

・何からはじめていいか分からない
・全体像が見えない
・初見でなんだか難しそうな気がする

こういった状況が非常にストレスフルです。

また、一日のなかでも、
朝一番、仕事をはじめるときや、
午後一番、お昼の休憩後などは、手がなかなか進みません。

しかし、いったん手をつければ、
慣性の法則で、
案外、するするっと仕事が進んだりするものです。

その、初速を上げるための工夫として、
「起爆剤」を用意するのはアリだなぁと思います。

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起爆剤あれこれ

私の場合、ちょっと前まで、
マイブームの起爆剤は、ネット動画でした。

AmazonPrimeビデオ→Netflix→FOD

と流していました。

以前はドラマを見ながら、がよかったのですが、
ネタ切れになってきて、
お笑いを適当に流しながら、
というのにハマっていました。

「どうでもいい」というのがよくて、
仕事に手を付けるストレスをいい具合に逸らしてくれます。

いったん進みだしたら、
逆に集中できなくなるので、
1時間以内には消すことが多いです。

そのころには、
仕事の調子が出てきているので、
もう必要ないのです。

※追記

その後、「スマホしながら仕事」は、脳によくない、
という結論に至り、ネット動画もやめています。
試される方は、ご注意ください。

集中できない・なんだかイライラ・気が散るのは、スマホが原因かも
 

最近では、オーソドックスですが、
「喫茶店に通う」のが、起爆剤です。

・コーヒーが飲める
・ちょっとしたリッチ感を味わえる

のが気に入っています。

起爆剤は、「ごほうび」と違って、
ちょっとしたものでいいのです。

コストがかかりますが、
行動を促進するコストとしては、安いものです。
(ものによっては、経費にはしづらいですが)

皆さんの「起爆剤」は、なんでしょうか?

ちょっとしたものでかまいません、
意識して使えるようにすると、仕事が加速します。

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