自宅兼事務所のメリットデメリット内向型の最適解とは?

自分を大切にしながら仕事を続けていくために

これまで、
・事務所を借りる
・自宅で仕事をする
・コワーキングスペースを借りる
といったことを試してきました。

その経験を踏まえて、
内向的フリーランスにとっての最適解について考えてみました。

 

※自宅兼事務所のイメージ?

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自宅兼事務所のメリット

自宅で仕事をすることには、多くのメリットがあります。

家賃の負担が少ない

まずは金銭的なもの。

事務所を借りると、
・自宅の家賃
・事務所の家賃
がダブルでかかりますが、
自宅兼事務所であれば、
自宅の家賃のみで済みます。

もちろん、事務所分のスペースを確保するとなると、
自宅の家賃は上がってしまいますが、
それでもダブルでかかるよりは少なくて済むでしょう。

初期費用や月々の電気代等も含めれば、なおさらです。

また、自宅の家賃は、
通常経費にはなりませんが、
自宅兼事務所にすると、
事務所スペース相当の分を経費にできるので、
税金を安くすることができます。

その意味でも、負担を下げることができます。

【初期投資約3000円】自宅兼事務所の電気代を経費にする方法

通勤時間がかからない

移動のための時間もバカになりません。

事務所を借りると、
自宅との往復のための時間がかかります。

この点、自宅兼事務所であれば、
徒歩0分で事務所と行き来することができます。

生活と仕事の入れ替えが自在

自宅兼事務所では、
生活拠点と仕事の拠点が同一ですから、
生活と仕事の入れ替えが自在です。

たとえば、洗濯。

早朝や夜間は、洗濯機の音がうるさく、
集合住宅では、自由に回せません。

また、気温や天気によって、
干せるタイミングを選びますし、
室内で干せば、ニオイが気になります。

事務所を借りていると、
一人暮らしや共働きの方であれば、
洗濯をする時間に不自由してしまいます。

数日忘れてしまうと、すぐに溜まってしまいます。

この点、自宅兼事務所はフレキシブルです。

仕事をはじめる前に洗濯を回し、
仕事の休憩時間を使って、
洗濯物を干す、ということもできます。

朝に雨が降るなら、午後から、
夜に雨が降るなら、午前中にやっておく、
といったことも可能です。

このように、生活と仕事を自在に入れ替えることができます。

拠点の管理がラク

拠点の管理がラク、というのは、
逆を考えた方が分かりやすいですね。

事務所を別で借りると、
拠点が2つになるので、管理がたいへんになります。

たとえば、郵便物。

本を買うとして、
それは事務所に届くようにするか、
それとも自宅に届くようにするか。

どちらかに送ると、どちらかでは読めないことになります。

あるいは、夏場、
ちょっとした着替えができるようにと、
事務所に衣類を置いておくと、
自宅にも事務所にも衣類を配置せねばなりません。

仕事をするにも、
ちょっとした仕事を自宅に持ち帰るにしても、
パソコンを持って帰るか、
2台体制にせねばならず、めんどうです。

こういった具合に、
事務所を借りると、
一事が万事、あちらを立てればこちらが立たず、
という状況になるので、
そのやりくりがストレスになります。

自分好みの環境をつくりやすい

自宅兼事務所では、
自分好みの環境をつくりやすいでしょう。

というのも、
事務所を別で借りた場合、
・事務所→オン
・自宅→オフ
という形で、
場所的にも時間的にも心理的にも、
メリハリの効いた使い方になります。

しかし、
それはいかにもサラリーマン的であり、
その環境を望まないからこそ、
独立開業した、
という要素が少なからず、
あるのではないでしょうか。

むしろ、集中とリラックスが、
ないまぜになっていたり、
切り替えが容易であるような環境のほうが、
心地よく仕事ができるでしょう。

その意味では、
自宅空間と連続したところに仕事場があったほうが、
望ましいように思います。

具体的なところとしても、
疲れたらすぐにベッドで休める、
パソコンがあればリビングでも仕事ができる、
ちょっとした栄養補給もしやすい、
などといったところでも、
自分好みの環境はつくりやすいでしょう。

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自宅兼事務所のデメリット

一方で、自宅兼事務所にはデメリットもあります。

※ここでは、
・法人登記ができないことが多い
・許認可で問題が生じることが多い
・利用状況によっては賃貸契約違反になる
・住所を公表せざるを得ないこともある
といったことは除きます。

実際に利用していく中で感じるものをお話しします。

さぼりやすい

これは想像に難くないでしょうが、
実際にやってみて、
やはり、自宅で仕事した方がさぼりやすいです。

なにせ、監視の目がないなかで、
すぐにベッドで横たわることができ、
テレビをすぐにつけられ、
冷蔵庫を開ければ食べ物は豊富に、
という状況です。

家事というのも、意外な難敵です。

仕事をさぼる口実として、
家事をついやってしまうのです。

学生のころ、
テスト勉強がいやで、
部屋の掃除をはじめるのと一緒です。

一見、いいことをしているようですが、
・そんなに丁寧にやる必要はあるのか?
・いまそれをやる必要はあるのか?
と考えると、
必ずしもそうではないことも多いのです。

この点の自制は考えなくてはなりません。

ただ、事務所を借りたからといって、
これが解決するわけではなく、
やはり監視の目はないわけで、
さぼるにはさぼります。

ネットサーフィンをしてみたり、
ちょっと散歩に出かけたり、
事務所の掃除をはじめてみたり、と、
まぁ本質的には同じことです。

飽きやすい

これは自宅だから、
ということでもないのでしょうが、
同じ場所で、同じ仕事をずっとしていると、
途中で飽きてきてしまいます。

ですので、一定時間ごとに、切り替えが必要です。

この点で、
自宅で仕事をしていると、
一日中、ずっと同じ場所にいるわけですから、
事務所を借りている場合と比べて、
飽きがきやすいことはあるでしょう。

しかし、事務所を借りている場合でも、
同じ場所で仕事をしつづけることになるので、
やはり、どこかで飽きはきてしまいます。

運動しなくなる

自宅兼事務所ですと、
先ほども書きましたように、
ずっと同じ場所に留まることになります。

一日中家から出ない、という過ごし方が、
割と普通にありえます。

内向型の方でしたら、
そのこと自体は、
なんらストレスにはならないでしょう。

しかし、問題は、運動不足です。

体がなまってしまうので、
さまざまな不調が出てきてしまいます。

私の場合、不定愁訴というか、
原因不明の体のだるさや、
肩コリ、頭痛などに悩まされる時期がありました。

デスクワークで同じ姿勢を続けたこともあり、
頚椎症という首のケガになってしまい、
整体に通って改善を図っています。

年齢を重ねていくごとに、
運動不足による体の影響は出てきますので、
運動習慣はつけておきたいところです。

打ち合わせ場所の確保

自宅で仕事をしていると、
お客さんを自宅に呼ぶことが難しく。
(できる方はできるでしょうが)
打ち合わせ場所の確保が問題になります。

・お客さんの事務所や店舗に行く
・喫茶店
・貸し会議室
といったことでクリアはできます。

ただ、いつでも利用できるとは限らず、
複数の選択肢をもっておきたいところ。

もし、自宅兼事務所でやるなら、
あらかじめ考えておきましょう。

お客さん側からの見栄え

お客さん側からの見栄え、という点で、
事務所を借りているのと、
自宅兼事務所とで、
違いはあるか?というと、
なくはないかな、と感じています。

事務所を借りていたころは、
その立地のよさもあって、
「だから問い合わせが来たんだろうな」
というようなものはありました。
(それがすべてではないでしょうが)

ただ、そこで判断されるようなお客さんは、
残念ながら離れていったとしても、
致し方ない、と割り切るしかないです。

むしろ、違うところで判断いただけるように、
ネット上でアピールしていく、
ということだと思っています。

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内向的フリーランスにとっての最適解とは

メリット・デメリットを踏まえて、
現時点での最適解としては。

自宅兼事務所+コワーキングスペース。
(もしくはいつも空いている喫茶店)

かな、と考えています。

考え方としては、
自宅兼事務所のメリットを享受しつつ、
デメリットである、
「さぼる、飽きる」問題をどう補うか?
だと思っています。

このためには、
自宅内で仕事を完結させよう、と考えるよりは、
一部、外部で仕事をできるようにしておく、
というのが、
無理なくやれるポイントです。

この意味で、
外部で仕事ができる場所として、
コワーキングスペースだったり、
空いている喫茶店だったりがあるとよい、
というところです。

そのためのコストとして、
月10,000円くらいであれば、高くはないかな、と。
(首都圏だと、これでは足りないでしょうか?)

とくに私の場合、
朝が弱いので、
朝一番は、どこか外で仕事をして、
スタートダッシュを切れると、
その後は自宅でも問題なく進められますね。


【昨日の愛妻活動】

昨日は、午前中仕事しつつ、午後はオフ。

二人でゲーム(桃太郎電鉄)を。

途中、理不尽が続くので、
私がイライラしてしまって…
子どもみたい、と呆れられてしまいました笑。

【一日一新】

高級食パン 麦の蔵

【昨日のYouTube】

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