【初期投資約3000円】自宅兼事務所の電気代を経費にする方法

個人ビジネスの経理をシンプルに

自宅兼事務所の電気代を経費にする裏ワザを紹介します。

といっても、非常に泥臭いやり方でして、
実際に測る、ってことです。

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自宅兼事務所の電気代を経費にするには

自宅兼事務所の電気代を経費にするにはどうすればいいか。

そのハードルは、案外高いものです。

1階が事務所、2階が自宅、のように分かれていて、
電気代の請求が別々に来る、という場合ならば、問題ありません。

しかし、自宅の一室を事務所として使っている、
という程度では、請求は一緒くたです。

このように、
生活費と経費が入り混じった支出については、
両者を分ける「合理的な基準」により分けられれば、
経費にしてよい、となっています。

この点、家賃であれば、
床面積が「合理的な基準」として一般的です。

部屋の広さに応じて振り分けるというのは
理にかなっているし、
比較的容易に調べることができます。

しかし、電気代については、
理にかなっていて、
かつ、調達しやすい基準が見つかりません。

電気使用量がベストではあります。

しかし、自宅の一室だけの電気使用量を調べるのは
容易ではありません。

かといって、代わりになるような、
妥当な基準はそうそう見つかりません。

「コンセント」の数、
といわれることがありますが、
これも理にかなっているとは限らないでしょう。

消費電力はそれぞれに違いますし、
コンセントを使わずに電気を消費する機器もあります。

かといって、家賃と同じく、
床面積を使うのも、ちょっとズレています。

とはいえ、明らかに、確実に、仕事のために電気は使っています。

基準が見つからないから、
という理由で泣き寝入りするのは、
ちょっと悔しい思いがあります。

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実際に測ってみればいい

そこで、何かいい方法は無いか、と探したところ、
偶然、こんなものを見つけました。

家全体の消費電力を「見える化」する電力モニターです。

本来的には、節電目的の商品で、
・いま、リアルタイムで、どれだけ電力消費しているか
・これまでの累計で、どれだけ電力を消費しているか
がひと目で分かるというものです。

これを使って、
事務所として使っている部屋だけの電気使用量を
測ればいいのではないか、と考えました。

計測値は目安ではありますが、
経費を按分するための基準としては十分です。

また、金額が高すぎては、コスパ的に合いませんが、
3,000円程度なので、気軽に導入することができます。

日本製ですので、
最近のAmazonでありがちな、
中国製で説明書きもサポートもなんだか怪しい、
という不安もありません。

設置についても、
工事というほどのこともなく、
かんたんに取り付けることができそうです。

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設置方法

ということで、さっそく取り付けてみました。

中身はこんな感じです。

上にあるクリップのようなものがついたケーブルが、
クランプと呼ばれるもの。

これを配電盤に取り付けて、使用電力を測ります。

左側が送信機、
右側が受信機です。

送信機は、クランプにつないで、
測定した使用電力のデータを、受信機に無線で飛ばします。

ということでまずは、配電盤を探します。

このように、小さなブレーカーがいくつかあり、
分岐がしていますが、
対象となるものをピックアップします。

事務所として使っているスペースのブレーカーが
すぐ特定できればいいのですが、
調査が必要になることもあろうかと思います。

私の場合、まず、
「洋室1」「洋室2」という表記があって、
どの部屋のことを指しているのかが分かりませんでした。

また、一部、
事務所として使っているスペース以外の部分も
混じっている?と思われる表記がありました。

こういった場合、
一つずつ、ブレーカーを落としたり上げたりして、
どの機器やコンセントが、
どのブレーカーに属しているかを調査する必要があります。

調査といっても難しいことはなく、
たとえば照明だったら、
スイッチをONにして、
ブレーカーを上げた場合と下げた場合での変化を確かめます。

コンセントであれば、
なんでもいいので、挿してみて、
動作の違いを確かめます。

このようにして、
計測対象のブレーカーをどれにするか、絞り込みます。

つづいて、
クランプを配電盤に取り付けていきます。

ここからは、ちょっとだけ危険なので、
ゴム手袋を装着します。

まずは、ブレーカーを落とします。

念のため、
クランプをつけるブレーカーだけでなく、
メインのブレーカーを落としておきましょう。

で、配電盤のカバーを開けると、
むき出しの配線が出てきます。

クランプをつけていきます。

ブレーカーには2本の線が出ていますが、
クランプは、黒の配線だけにつけます。

写真のように、
私の場合、
対象となるブレーカーは2つあったので、2つ付けました。

2ヶ所ならば、2ヶ所とも、
黒い線だけに取り付けます。

3ヶ所の場合は、
クランプだけを別売りしているようなので、
別途購入になります。

ちなみに、4ヶ所以上であれば、
送信機の差し口が3つしかないので、
その場合は、まるごともう1個買った方がいいかと。

できたら、クランプのケーブルを、送信機に差し込みます。

あとは収納します。

説明書を読むと、
クランプのケーブルは外に出して、
送信機は配電盤の外に設置することを推奨しています。

ただ、私の配電盤はそういった穴が無く、
賃貸なので、穴を開けるわけにもいきません。

この点、配電盤のなかにスペースがあり、
送信機と受信機の通信上、障害になりそうもなかったので、
写真のように、
配電盤のなかに収納しました。

できるのであれば、
送信機は、配電盤の外に置いた方はよさそうではあります。

これで、設置は完了です。

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測定するには

設置が終わったら、
送信機と受信機のペアリング設定を行う、
とありますが、
とくに設定することなく、通信ができていました。
(できていなければ、説明書にしたがってペアリングします)

これが受信機の画面です。

受信機の表示は、
上が、いま現在の電力で、
下が、累計の電力量になります。

このうち、経費の計算に使うのは、
下の累計の電力量です。

受信機は、送信機から20m程度までならOKということで、
結構遠くにおいてもいけるな、という感じです。

ためしに、コンセントにドライヤーをつないで
温風を出してみると、

ちゃんと反応があります。

漏れているものはないか、
あるいは、関係ないものを拾ってはいないか、
最初の段階で確認しておきましょう。

なお、ここで、
残念なことがいくつかあることに気づきます。

まず、累計の電力量ですが、
これは、
最後にリセットしてからの累計になります。

なので、毎年1月1日に手動でリセットが必要です。

また、理想的には、
Bluetoothかなんかで
スマホにデータを自動で送ってくれればいいのですが、
そんなものはありません。

厳密にやろうとすれば、
毎月月末に累計電力量を記録して、
月ごとの電力量を出すことになりそうです。

しかも、説明書をよく読むと、
電池が切れて20秒経つと、
電力量のメモリーが消えてしまう、とのこと。

そのため、
電池切れには細心の注意を払う必要があります。

また、電池交換のときも、
20秒以上かかってしまうと、アウトです。

手早い交換スキルが求められます。。。

この意味では、
日ごろは、パワーセーブモードに切り替えておきましょう。
(送信機と受信機のやり取りのスパンが長くなるだけなので)

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経費にするための計算

では、こちらの電力モニターを使って、
どうやって経費を出していくか。

厳密にやるとすれば、
こういった表をつくる形になるかと思います。

※数値は適当です。

必要なのは、

①電気料金
②使用電力(全体)
③使用電力(事務所)

の3つの数値です。

このうち、
①電気料金
②使用電力(全体)
については、電力会社からの請求書から転記します。

③使用電力(事務所)
については、
毎月月末に、電力モニターをチェックして、記録します。

あとは自動計算で出すことができます。

もしかしたら、
電力会社の料金体系によっては、
別のやり方があるかもしれませんが、
こちらがオーソドックスで、正しい方法かと思います。

より簡便的にするには、
電力モニターのチェックを年1回にするというのも考えられます。

ただ、私の電力会社は、
毎月単価が変わる、という事情があるのと、
税務調査に入られたときの心象(ちゃんとやってる感)の問題から、
毎月、あるいは、
2~3ヶ月に1回くらいは記録しておいた方が無難かと。

もしくは、3ヶ月くらいの期間をサンプルとして拾って、
その月の割合で、全体を計算する、というやり方もあるとは思います。
(なんと言われるか分かりませんが)

たとえば、私は今日から計測をはじめたわけですが、
それまでの期間をどうするか、という問題はあります。

サンプル方式でやって、
それより若干低めにしたら、さすがに文句出ないかな―、
などと考えているわけですが、
ここは具体的に実績値が出てみてから、
改めて検討したいと思っています。

まぁ、実際のところ、計算してみたところで、
たいした金額にはならないのかなぁ、
という気はしています。

ですが、納得感を得ることが大事ですからね。

それよりも、
リアルタイムで電気使用量が表示されるのが、
面白いです。

こまめに消そうという意識が働きます。

意外と、節税よりも、節電の方が楽しくなるかもしれないですね。


【編集後記】

昨日は、法人決算、メール対応。

日本ハムの栗山監督が、
中田選手は別のチームに行った方がいいかも、
というような発言をしたというニュース。

本当かどうか分かりませんし、
炎上対策で極端にやっているのかもしれませんが、
そこまで深刻に捉えているのかと、ビックリしましたねー。

楽天を除けば一番好きなチームなので、
なんとか奮起して勢いを取り戻してほしいです。

【一日一新】

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