自分にとっての「初級コース」「上級コース」を探ることが大事

内向的なひとりビジネスの守り方

「初級コース」と「上級コース」。

いま自分が滑っているのはどちらでしょうか?
現在地を確認することが大事です。

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「初級コース」と「上級コース」

高校のころ、
スノーボードをはじめたのですが、
ゲレンデデビューした日、
午前中に初心者レッスン受けて、
午後から、初級コースを滑りはじめました。

ところが、
転倒転倒、また転倒の連続で、
まったくうまくいかず。

すっかり心がへこんでしまい、
ものの数十分もしたころには、
邪魔にならないところにしゃがみこんで、
周りが気持ちよく滑っているのを眺めるだけ、
という時間を過ごしました。

親に3時間リフト乗り放題券を買ってもらっていたのに、
結局リフトに乗ったのは1回だけ、
非常に申し訳ないことをしました。

一方で、
友人に聞いてみると、
その友人はレッスンもそこそこに、
いきなり上級コースから滑りはじめ、
一気に急斜面を駆け下りていった、
とのことでした。

曰く、
上級コースの方がコツを見つけるのが早いんだ、
とのこと、
実際、その友人はものすごく上手でした。

運動神経の差、
といえばそれまでなんですが、
アプローチがあまりにも違って、
すごくビックリしたのを覚えています。

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いま自分が滑っているのはどっちか?

とはいえ、
世の中、必ずしも、
「初級コース」「上級コース」なんて、
はっきりと決まっているものばかりではありません。

自分で探り、
試行錯誤していくものの方が多いでしょう。

また、
仮に「上級コース」があったとして、
それが自分にとって、
「初級コース」なのか、
「上級コース」なのかは、別問題です。

先ほどの例でも、
友人にとって「上級コース」は、
そんなに難しくないという認識だったわけで、
少なくとも本人の主観としては、
「上級コース」ではなかったはずです。

つまり、
いま取り組んでいるものが、
「初級コース」なのか?「上級コース」なのか?
を見極めることが大事で、
それができれば、
柔軟にアプローチがしていけるわけです。

たとえば、
私は、早起きが非常に苦手で、
今まで試行錯誤してきたものの、
まったく成果が上がっていませんでした。

それなのに、どこか甘く考えていて、
突然、明日は6時に起きる!と、
目覚ましをセットして、結局二度寝をしたり、
突然、早く寝るのが大事なんだ!と、
21時に布団に入っては、結局寝付けなかったりしていました。

それが、
・残業の多い職場環境から出て独立開業する
・アルコールをやめる
・カフェインをできるだけ取らないようにする
・夜でもカーテンを開けて朝日が部屋に入るようにする
・夜18時以降はなるべく仕事しない
・朝7時までに3回起きられなかったら罰ゲームというルールをつくる
というようなことを積み重ねて、
ようやく早起きができるようになりました。

いま考えると、
当初のアプローチは、非常に滑稽でした。

ですが、当時を振り返ってみると、
心のどこかで、
早起きなんて、すぐ改善できる、ごくカンタンなこと、
と思い込んでいました。

つまり、初心者のくせに、
「上級コース」を滑って派手にすっ転んでいたわけです。

結局、試行錯誤していくしかないのですが、
もし何かうまくいかないことがあるときは、
いま自分は、初心者なのに「上級コース」にいるんじゃないか?
自分のレベルに合っていないコースに迷い込んでいないか?
ということを、
確認する必要がありますね。

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