ネックスピーカーはテレワークに使えるか?サウンドパートナーAN-SS2

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はじめて、
ネックスピーカーを買ってみました。

・自室での仕事中
・テレビ会議
・音声入力
・自転車移動
・ジョギング
・機器の切り替え

といった場面での使い勝手をレビューします。

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なぜネックスピーカーなのか

SHARP製の
サウンドパートナーAN-SS2、という製品を買いました。

AN-SS2 | ウェアラブルネックスピーカー サウンドパートナー
 

いわゆるネックスピーカーというもので、
首にかけて、使います。

スマホと無線でつないで、
音楽を聴いたり、電話をしたりします。

あるいは、
テレビにつないで、音を聴いたりもできます。

イヤホンやヘッドホンと違い、
耳の中がふさがりませんので、
耳への負担が少なく、比較的安全です。

また、生活音の中で自然に聞く、ということができます。

一方で、通常のスピーカーと違い、
大きな音を出さなくてよいので、近所迷惑になりません。

そんな中、
私が買ってみた理由は、
テレワークに使えるかも、という期待からでした。

仕事をする上でのアクセントになり、
Zoomなどテレビ会議でも使え、
ジョギングや自転車移動といった場面でも活躍してくれる、
という青写真を描いていました。

実際に買って使ってみたところ、
その期待に沿うものもあれば、
イメージと違ったものもありました。

使用場面ごとに、
その使い勝手についてコメントしたいと思います。

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場面ごとのレビュー

自室での仕事中:◎

仕事中につけるには、非常にいいです。

変な話ですが、
集中しすぎない、
というのがちょうど良いのです。

私はよく、
イヤホン(AirPods)を仕事中につけるのですが、
仕事に没入しすぎるときがあるようです。

そうすると、
そのときはすごく良いのですが、
エネルギーを余分に消費してしまって、
その後はくたくたになってしまうことがあります。

このネックスピーカーでは、
耳を塞がない分、
開放的になることで、
ある程度集中が分散されます。

なので、
集中力という点では劣るかもしれませんが、
その分、エコな運転ができるので、
エネルギー消費が抑えられます。

長い目で見ると、
そっちの方が良い場合もあります。

ほどよく集中できる、
というオプションがあるのは心強いです。

また、他の製品と比べても軽量で、
付けている感じはあまり無く、特に気になりません。

操作性も直感的で、とても分かりやすいです。

テレビ会議:△

ひとつ期待していたここですが、
いまひとつでした。

マイクですが、
どうも、声がこもって聞こえるのです。

音質があまり良いとはいえず、
IP電話やLINE電話の感じに近いイメージがあります。

それと、見た目の問題もあります。

首にかけていると、
他人からすると、ちょっと気になるくらいには目立ちます。

「え?ファッション?にしてはダサいし…」
「とはいえ、聞くに聞けないし…」

というふうに見えてるんじゃ…?と不安になります。

まぁ見た目は慣れの問題にしても、
マイクのことがあったので、
私はテレビ会議には使わないことにしました。

音声入力:△

このブログは 、
Google ドキュメントの音声入力機能を使って、
メイン部分を書いています。

マイク性能によって、
変換される文字の精度が変わってくるのですが、
ネックスピーカーを使っての音声入力は、
そこまで良いとは思えませんでした。

Mac PCやAir Podsのマイク、
あるいは、
SONYの3,000円くらいのPC用マイクと比べると、
文字変換がおかしくなる場面が少し多く、
ハキハキと喋らなきゃいけないという感じがより強いです。

構造上、
口元にほど近い位置にマイクがあるので、
声をキレイに拾ってくれるかも、
という期待があったのですが、
そこまでではなさそうです。

自転車移動:◎

コロナ感染拡大以降、
電車やバス移動に抵抗感が出てきた中で、
自転車通勤が増えている、という話を聞きます。

私自身、自転車移動をよくしていて、
ここも大いに期待していたポイントでしたが、
すごく良かったです。

その話の前にまず、
イヤホンをしたまま、
自転車に乗っている人をよく見かけますが、
法令や条例に違反しているかどうかはともかく、
非常に危険です。

イヤホンによって、
聴覚がシャットアウトされてしまい、
とっさの対応が鈍ってしまいます。

自転車は車両です。

カンタンに大きな事故につながってしまいます。

自分だけならまだしも、
他の人にまで迷惑をかけてしまうので、
私自身は絶対にイヤホンをつけて運転しませんし、
皆さんも絶対にやめてほしいと願っています。

この点、
ネックスピーカーであれば、
あくまで生活音の中で音楽を聞く形になりますので、
自転車移動も問題ありません。

それでも、大音量で音楽を流せば、
イヤホンと同じなのですが、
最大音量がそれほど大きくできないようになっているので、
そういった心配もありません。

実際に、大きめの道路や街中に出ると、
はっきりいって、ほとんど聞こえません。

特に私は、音楽ではなく、
セミナー音声を聞いていて、
人の声だけなので、
ちょっとしたことですぐ聞こえなくなり、
もうちょっと音が大きくてもいいのになぁ、
と思ったりはするのですが、
そこは安全性重視なので、諦めがついています。

とにかく、常日頃から、
自転車で移動している時間を有効活用したいと考えていたので、
ネックスピーカーでセミナー音声を聞けるようになり、
非常に満足しています。

ジョギング:×

テレワーク中の運動不足解消といえば、
ジョギングですが…

サウンドパートナーAN-SS2の公式ページを見ると、
運動着姿のお姉さんの写真が載っています。

これを見て、
ジョギングでも使えるのか!と喜んだのも、
購入したきっかけなのですが、
実際には使えませんでした。

ごくごく単純な話で、
走っていると、首に当たって痛いのです笑。

ちょうど鎖骨の部分にコツコツと当たり、
5キロぐらい走ったところ、
皮膚が赤くなっていました。

それに、
とにかく落とさないようにと、
前のめりになって走ることになってしまい、
ウカウカしていられません。

せっかく生活防水機能が付いていて、
多少の雨や汗であれば問題ないのですが…

ちなみに、
公式ページの記載は、
よく見たら、ただの見間違えで、
ジョギングではなくて、
ウォーキングに 使えます、ということでした。。。

ウォーキングなら確かにいいですね。

機器の切り替え:◯

ここは普通かな、と思います。

私は、成り行き上、

・Windows PC
・Mac PC
・iPad
・Android スマホ
・iPhone スマホ

に囲まれて生活をしています。

自分なりに使い分けはしており、
それぞれに役割があります。

ここで困るのが、
Bluetoothのイヤホンの接続です。

一般的なBluetoothでは、
たとえば、
Androidスマホ→WindowsPCに切り替える、
といったとき、

①AndroidスマホのBluetoothの接続を解除する
②WindowsPCのBluetoothに接続する

という手順が必要です。

新しい方に接続するだけであればよいのですが、
まず、古い方の接続を解除したうえで、
新しい方の接続をしなくてはなりません。

ところが、
第二世代以降のAir Podsであれば、
Apple製品間の切り替えについては、
②だけでOKなのです。

これがすばらしく便利で、
・音楽聴くときはiPad
・ZoomするならMac
・出かけるときはiPhone
と、スムーズに切り替えられるので、
Air Podsをメインに使っています。

と、それだけならいいんですが、
このAir Podsを、
いったんAndroidやWindowsにつないでしまうと、
Apple製品間のスムーズな切り替えが、
できなくなってしまいます。

急にグズりだして、
連携がうまくできなくなってしまうのです。

なので、Air Podsは、
Apple製品専用とせざるをえません。

PCはWindows、
スマホはAndroidをメインに使っているので、
結局、メインの機器に使えるものがありませんでした。

この辺りを、
ネックスピーカーがうまいことやってくれないかな、
という淡い期待があったのですが、
結果としては、普通でした。

①いまつないでいる方の接続を解除する
②新しくつなぐ方の接続をする

という手順は必要です。

ただ、それさえ守れば、スムーズに切り替えはできます。

とはいえ、WindowsのBluetoothの切り替え操作がめんどくさいので、
ほぼAndroid専用になっています。

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