独立を考えているなら、
家計簿アプリの導入がおすすめです。
家計簿アプリは、
独立前と独立後、
どちらにしても、
大きな後押しになってくれるからです。
その理由を3つ、挙げてみます。
独立するにはお金が要るから
ご存知のように、独立するには、まとまったお金が要ります。
日々の生活費を節約するとともに、
どれだけ貯金があるかを把握しておくのに、
家計簿が大きく役立ちます。
初期投資のため、ということもありますし、
収入が下がることから、当座の生活費として確保しておく分もあります。
どれだけ、というのは業種によって変わりますが、
多いに越したことはありません。
開業時の融資はオススメですが、
それにしたって、最低限の自己資金は要求されますので。
独立後も重要な習慣になるから
家計簿の習慣は、独立後も活かせます。
結局、大事なことは、
収入>支出
というシンプルな構造です。
収入ー経費=利益が出ていても、
利益を上回る生活費が出ていたら、食っていけません。
逆に、収入が少なくても、
経費や生活費がもっと少なければ、食っていけるのです。
とくに独立当初は、
家計簿で
生活費=最低限食っていくための最終ライン
を把握していれば、
どれだけ収入があれば、ギリギリ生きていけるか?
という現実的な目標が分かり、
なによりの精神安定剤になります。
そもそも、家計簿の重要性は、
会社員よりもフリーランスの方が高いです。
会社員は収入が安定しているので、
スポットが当たるのは、支出だけ。
とにかく、節約のため。
正直に言って、地味ですよね。
しかし、フリーランスは、収入も支出も不安定です。
・収入を増やす
・支出を減らす
という、二重の目的があり、メリットがあるのです。
これをやらない手はありません。
はっきりいって、
確定申告のための帳簿づけなんかより、
よっぽど大事だと思っています。
確定申告にも活かせる
そして、家計簿アプリのスキルは、
確定申告にも活かすことができます。
家計簿アプリをラクして続けるコツは、
自動連携です。
ネットバンキングやクレジットカードと家計簿アプリと連携させて、
決済情報を自動で取り込める仕組みをつくることです。
また、現金をできるだけ使わないようにすると、
手入力をすることが無くなり、
家計簿を破綻させず、無理なく続けることができます。
このような仕組みは、
クラウド会計も、まったく同じです。
独立すると、確定申告という新たなイベントに面食らい、
帳簿づけに対して、
苦手意識を持たれる方も多くいらっしゃいます。
しかし、クラウド会計を使いこなせるようになれば、
確定申告や帳簿づけを自分の味方につけることができます。
つまり、
家計簿アプリを使いこなす経験は、
確定申告を乗り切るための大きな後押しとなるのです。